330日目
丸一年で365日なはずなのに
数日足りない330日目です
時は睦月
満月から一夜開けた酉の刻
西の国ポルトガルから
友の待つマドリッドへ
いざ行かん雪見にころぶところまで
ならぬ
いざ行かん友見にころぶところまで
されど旅人の心強うして
転んでもただでは起きぬ
いつの日か
あざの数だけ福来たる
沁みる傷跡感じつつ月夜に思ふ我よくころぶなり
だがまあよう荒事おこるなり
このバスは壊れておる
一同皆降りよ
暗黒の夜
何も見えぬ道端で待つ一行
道中終始奇声を発する老人あり
新たなバスに乗り込み
どうにか着いた友待つ場所へ
今夜は随分洒落た宿
終わりにポルトガルのプリンなり
大変美味でございました
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